去年9月に初めて北海道へ行った話【その7】

駆け足気味で書いた北海道旅行記も今回で最後です。

shangrillagoonbay.hatenablog.com

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【行先】北海道(札幌市・小樽市)

【期間】2019年(令和元年)9月12日~9月15日(3泊4日)

 9月15日(日、4日間にわたる滞在もついに最終日です。

一先ずは朝食会場へ。

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この日の朝食バイキングメニューは五穀米ジンギスカン、シシャモのから揚げ、いももち、鉄砲汁(カニ汁)。この4日間で最も北海道らしい感じ(?)の食事となりました。

この日程の中では一番満足度の高い朝食で色々救われた感があります。(前日は食事面がちょっと消化不良気味だったので。)

北海道を発つ飛行機の出発は12時30分発のANA62便羽田行。保安検査などの締め切りや買い物時間踏まえると1時間半には新千歳空港に到着しておきたいところ*1。【快速エアポート】の所要時間を踏まえると10時30分までには札幌を発つ必要があると判断、それまでは近場を少し散策することとしました。

ホテルを8時過ぎにチェックアウト、荷物はホテルに預け札幌駅へ。ここから1駅隣の桑園駅へ向かいます。

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桑園駅から歩いて向かう先は北海道大学構内の「平成ポプラ並木」。

北海道大学構内のポプラ並木は有名ですが、そのポプラから接ぎ木されたものを2000年(平成12年)に植樹され整備されたのが「平成ポプラ並木」です。以下他サイトより一部引用。

(前略)ところで,最近このポプラ並木に代わる新しい「北大のシンボル」となるべく「平成ポプラ並木」が誕生した。昨年の10月に行われた記念植樹は創基125周年記念事業の一環である。
 新ポプラ並木は,旧ポプラ並木から農場を隔てて500mほど北に位置する。場所の選定には様々な条件が考慮された。まず,ポプラは大きくなる木なので,広大で平坦な田園風景が適していること,人や車が並木の中を往来できること,並木の延長上に寮歌「都ぞ弥生」で「手稲の嶺 黄昏こめぬ」と歌われた手稲山が眺望できること,そして広大な田園の中に新旧の並木が眺望できることなどであった。
 並木は最終的には全長約300m,幅16mとなる予定である。今回の植栽では現在ある他の樹木を考慮して70本のポプラの若木が植えられたが,この若木は旧ポプラ並木から採取した枝を農学部演習林の苗圃で挿し木育成したもので,親木と同じ遺伝子を持つ,いわば「クローン」ポプラである。 (以下略)

引用元:https://www.hokudai.ac.jp/bureau/populi/edition08/campus-tour.html

ここからは写真で紹介。

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柵の向こうに見えるのは「北大ポプラ並木」

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幹線道路からは大学敷地内の広大な農場を望む

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「平成ポプラ並木」石山通沿いの大学入口から

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この日は前日までとうって変わってどんよりとした曇り空。時々雨もぱらつきやや肌寒い天気でしたが午前中早い時間であることも相まってゆっくりと見物することができました。

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ポプラ並木と手前に写る作物はとうもろこしだろうか?

そして桑園駅へと戻ります。この駅は札幌競馬場の最寄り駅であり構内には競馬をイメージしたステンドグラスが飾られています。

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桑園駅から札幌駅へ戻ると珍しい車両がホームに停車していました。

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クリスタルエクスプレス

夏のラベンダーのシーズンに札幌~富良野間で運転される【フラノラベンダーエクスプレス】で使用される車両「クリスタルエクスプレス」です。

1989年(平成元年)から平成の30年間に渡り札幌から富良野トマムなどに季節運行の臨時特急として運用されてきましたが、この2週間後の2019年(令和元年)9月29日をもって引退することとなっていました。この時全く知らずに「何か珍しいのがいるな」ぐらいで撮っていたのですが意図せず最初で最後の出会いとなったわけですね。

参考:JR北海道公式プレスリリース(クリスタルエクスプレス ラストラン告知)

https://www.jrhokkaido.co.jp/CM/Info/press/pdf/20190809_KO_R5%20last%20run.pdf

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一部は2階建車両(ダブルデッカー)となっている

富良野へ向けて出発した「クリスタルエクスプレス」を見送った後に駅構内を散策、自分用の土産やホテルに預けた荷物の回収、指定席券売機で【快速エアポート】の「uシート」指定席券の購入をしました。

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札幌駅南口・北口。 徐々に天気が回復、太陽も顔をのぞかせ始めた
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札幌駅構内にもラグビーワールドカップに関するポスターが

そして札幌駅10時05分発、新千歳空港行【快速エアポート100号】へ乗車。札幌の街を後としました。

快速エアポート100号】では指定席「uシート」へ乗車。2列+2列のシートに着席し快適な移動でした。

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札幌駅から37分、終着新千歳空港駅へ到着しました。そして空港ターミナルビルで買い物を済ませます。

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北海道の大きさが良くわかる図解
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2023年開業予定の北海道ボールパークの広告

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北海道で最後に食べたソフトクリーム。アイスクリームの類はこの4日間毎日食べていた

そして用事を済ました後は出発保安検査場へ向かいますがここで2日目早朝に行ったプレミアムクラスへのアップグレードが効力を発揮します。

www.ana.co.jp

プレミアムクラス・航空会社上級会員専用の保安検査場・カウンターを通過し制限区域内へ入ります。主要空港に設置された専用保安検査場は混雑しておらずすぐに通過することができました。

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プレミアムクラス・上級会員専用カウンター【ANA PREMIUM CHECK-IN】入口

専用保安検査場通過後はANAラウンジへ入り少しの間休息します。ラウンジ内ではビール等のアルコールや牛乳等のソフトドリンクを飲むことができます。

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そして飛行機への登場が開始、国内有数の主要幹線とあって乗り込む人はかなり多かったです。

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搭乗口

そして飛行機へ搭乗。定刻通り飛行機は新千歳空港を離陸、北海道の地を飛び立ち首都・東京の空の玄関口羽田へと向かいます。

昼食はプレミアムクラスの機内食

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この期間のメニューはあなご飯とチキン南蛮がメインでみそ汁や煮つけが並びます。国際線への搭乗経験がないため初めての機内食。美味しくいただきました。

(事前に公式サイトでメニューが公開されており、もし好みのメニューでなかった場合はアップグレードしないつもりで考えていました)

今回は直前アップグレードの為両側に他の方がいらっしゃる関係で外の景色は撮らず、座席足元の写真を。

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そして1時間30分の空の旅を終えて羽田空港へ到着。ここから直接地元の空港への便へ乗り継ぎます。(往路はまず福岡へ出た後に福岡-新千歳の直行便利用)

この乗継便は最初の予約段階からプレミアムクラスで予約。マイルが余分に欲しかったのと軽食なら気軽だろうというのが予約理由です。(あと主要幹線より安い、田舎なので…)

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羽田の国内線乗継中間改札も初利用

羽田空港でもANAラウンジを利用。羽田空港の国内線ANAラウンジは事前に料金を払えば普通席利用時でも入場できます。

www.ana.co.jp

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そして地元行の出発時間となり搭乗。地方路線なので幹線と比べると人は少ない…。

こちらは窓際席を確保、そして隣は空席とすごく広々とした感じとなりました。

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離陸後羽田空港関東平野を一望する

離陸後しばらくしてプレミアムクラスの軽食が提供されました。

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メインはイトヨリのマリネ、たまごサンドやフルーツがつきます。結構量があって全ては食べきれず…。

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そして飛行機は地元の空港へ到着。4日間に及ぶ人生初の北海道旅行は幕を閉じました。

 

 

2019年は改元の10連休の時も旅行に出ているのですが*2、その時よりも自分では上手にプランを組み立てられたとは思っています。食事も観光も目いっぱい楽しめて、天候にも恵まれ大きな支障もなく自宅へ帰宅することができました。

(ルートインのコインランドリーで靴下一つ無くしたけど…。)
 最初のホテルと復路のプレミアムクラスである種贅沢をして、イベントの屋台で外で食べたりとメリハリも結構ついてたのではと思います。

ただそれでも旅程から外さざるを得なかったり食べれなかったものもあり、又そのあたりを踏まえて改めて訪れたいですね。北海道も広いですし。

 

*1:飛行機の出発時刻は飛行機が動き出す時間。搭乗はおおよそ20分前から始まり保安検査も出発時刻の20分前には締切。そして空港駅から手荷物預け入れ、保安検査場から搭乗口への移動を踏まえると全く買い物をしない最悪パターンでも40分前には空港に着いておきたい、というのが持論です

*2:10連休前半は天気が悪かった、移動と一部イベント以外は思い付きの行き当たりばったり、日程後半は天候は回復したが疲労蓄積、食事も名物は口にできていない等