変わりゆく風景・見られなくなったもの(首都圏編①)

新型コロナウイルスの感染拡大は留まるところを知らず、感染者は全世界で100万人近く、日本国内でも3000人を超え、特に首都圏や京阪神などの都市部で感染者数が急増。各地で不要不急の外出自粛の要請が呼び掛けられるなど社会的にも大きな影響が出ています。

www.mhlw.go.jp

stopcovid19.metro.tokyo.lg.jp

www3.nhk.or.jp

各地でイベントの中止も相次ぎGWの各種イベントにも影響が出始めています。

www.city.hirosaki.aomori.jp

www.dontaku.fukunet.or.jp

収束のめどが立たず悶々とした日々を過ごすしかない状況ではありますが、状況の落ち着くその日を信じて予防に努めるしか現在はできないですね。

(因みにGWは青森へ出向こうと計画していましたが上記の通り弘前公園は閉鎖、勿論さくらまつりは中止と断念せざるを得ない状況になってしまいました…。)

 

長くなってしまった前置きはここまで。本編の内容はタイトル通りです。「首都圏編」としていますが実際のところ東京都内・横浜市内ぐらいしか比較できるように撮った写真がないので恐らくは続きのない単発企画想像以上にボリュームが大きくなりそうなので都内編と横浜編で分けて記事にします。

 

1.渋谷駅近辺

100年に一度とも呼ばれる規模の再開発が進む渋谷駅近辺。駅の移転や改札の新設・廃止。複合施設の開業などここ数年で目まぐるしい変化を続けています。

f:id:shangrillagoonbay:20200404211034j:plain

2014年3月撮影。奥に見えるのは建設中の渋谷スクランブルスクエア(東棟)。

f:id:shangrillagoonbay:20200404210748j:plain

2019年11月撮影。スクランブルスクエア(東棟)が開業。

渋谷駅前交差点(渋谷スクランブル交差点)北西側から撮影。若干場所が違いますが高さ約230mのビルが1棟建つとやはり雰囲気が変わります。

細かいところだとスクランブル交差点の信号機の形自体も変わっています。(これに関しては前のほうが個人的には好きです。)

f:id:shangrillagoonbay:20200404212101j:plain

2014年3月撮影。ハチ公前広場から北西方向。

f:id:shangrillagoonbay:20200404212258j:plain

2019年11月撮影。

f:id:shangrillagoonbay:20200404212402j:plain

2014年3月撮影。ハチ公前広場から東向き、2014年開業の渋谷ヒカリエが大きく見える。

f:id:shangrillagoonbay:20200404212640j:plain

2019年11月撮影。ヒカリエと異なり形自体は単純なスクランブルスクエアだが、やはりその高さは存在感を見せる。

ハチ公広場前の白い建物は東急百貨店東横店。2020年3月31日に85年の歴史に幕を下ろしました。2020年9月まで特別イベントが開かれた後に解体。跡地は渋谷スクランブルスクエア2期棟(中央棟・西棟)となり2027年の開業予定です。

www.tokyu-dept.co.jp

www.shibuya-expo.com

https://www.tokyu.co.jp/file/170801.pdf

(JR東日本東急電鉄東京メトロ3社の共同プレスリリース。2017年8月1日付)

そして閉店した東急百貨店東横店内に乗り入れていた東京メトロ銀座線の渋谷駅は2019年1月4日に明治通り上の新駅舎へ移転。東横店内の改札なども姿を消しました。

www.tokyometro.jp

f:id:shangrillagoonbay:20200404214040j:plain

マークシティ連絡通路下にあったサインシステム。

f:id:shangrillagoonbay:20200404214234j:plain

JR渋谷駅玉川改札近くの階段。現在銀座線の案内は矢印の向きが変わっているのだとか。

f:id:shangrillagoonbay:20200404214439j:plain

銀座線旧渋谷駅ハチ公前交差点改札口①。旧駅時代は乗車・降車でホームも改札も分れていた。

f:id:shangrillagoonbay:20200404214728j:plain

銀座線旧渋谷駅ハチ公前交差点改札口②。

2.羽田空港

2010年からの再国際化、発着枠増加、搭乗口新設、第2ターミナル国際線施設増築などこちらも変化を続ける羽田空港。こちらも何枚か写真を。

f:id:shangrillagoonbay:20200404231240j:plain

2012年11月撮影。第2ターミナル出発保安検査場B。この時は71~73番ゲート(2013年供用開始)、サテライト46~48番ゲート(2018年供用開始)の記載は無い。

f:id:shangrillagoonbay:20200404231106j:plain

f:id:shangrillagoonbay:20200404230703j:plain

1枚目:2012年11月、2枚目:2013年3月撮影。「国際線ターミナル」表記となっているが2020年3月14日に「第3ターミナル」と改称されている。

www.mlit.go.jp

f:id:shangrillagoonbay:20200404231816j:plain

f:id:shangrillagoonbay:20200404231924j:plain

f:id:shangrillagoonbay:20200404232105j:plain

1枚目、2枚目:2018年9月撮影。3枚目:2018年11月撮影。第2ターミナル南ピア(66~73番ゲート)は国際線乗り入れの為71~73番ゲートが国際線発着専用化。66~70番ゲートは時間帯により国際線・国内線運用が切り替わるスイングゲートエリアとなる。

www.anahd.co.jp

https://www.anahd.co.jp/group/pr/pdf/20200319-5-1.pdf

(上述プレスリリースの添付資料)

https://www.tokyo-airport-bldg.co.jp/company/files/whats_new/1414_0310_1100.pdf

(日本空港ビルデング東京国際空港ターミナル公式プレスリリース)

3.鉄道関係(都内)

ホーム増設、改札新設、通路拡幅などの駅の改良や新型発車標、路線記号、駅ナンバリングの導入などでこちらもここ数年間で様変わりしています。

f:id:shangrillagoonbay:20200404215841j:plain

2019年4月撮影。秋葉原駅1・2番線。山手線は発車時刻が表示されていた。

f:id:shangrillagoonbay:20200404220013j:plain

2019年11月撮影。秋葉原駅2番線の山手線発車標。発車時刻表示から到着まで〇分後の表示に変わっている。

https://www.jreast.co.jp/press/2019/tokyo/20191015_1_to.pdf

(JR東日本 2019年10月15日付公式プレスリリース)

f:id:shangrillagoonbay:20200404221119j:plain

2018年11月撮影。中央・総武線千駄ヶ谷駅

国立競技場最寄り駅の千駄ヶ谷駅ではこれまで両方向同一のホームを使用していましたが2020年3月22日から新宿方面行のホームが新設され方向別にホームが分離、そして早朝・深夜時間帯の東京駅への各駅停車電車の乗り入れが2020年3月のダイヤ改正で終了しています。

https://www.jreast.co.jp/press/2019/tokyo/20190917_to02.pdf

(JR東日本 2019年9月17日付公式プレスリリース。千駄ヶ谷駅新ホーム使用開始について)

f:id:shangrillagoonbay:20200404225324j:plain

f:id:shangrillagoonbay:20200404225421j:plain

2019年4月撮影。御茶ノ水駅聖橋口通路と階段。2020年3月28日をもって閉鎖された。

 

 

f:id:shangrillagoonbay:20200404222426j:plain

2019年4月撮影。東京駅5番線(山手線外回り)を発車するE231系と4番線(山手線内回り)を発車するE235系

f:id:shangrillagoonbay:20200404222256j:plain

2019年11月撮影。東京駅5番線(山手線外回り)を発車するE231系。山手線のうぐいす色を纏ったE231系は2020年1月に姿を消した。

f:id:shangrillagoonbay:20200404223248j:plain

2019年11月撮影。品川駅3番線(京浜東北線北行)

f:id:shangrillagoonbay:20200404223550j:plain

2019年11月撮影。品川駅3番線(京浜東北線北行)、翌日から高輪ゲートウェイ駅開業に伴う大規模線路移設工事が予定されており、この日は3番線から京浜東北線が発着する最後の日だった。

f:id:shangrillagoonbay:20200404223455j:plain

2019年11月撮影。品川駅3番線(京浜東北線北行)の駅名標。現在は次の駅は高輪ゲートウェイとなっている。

https://www.jreast.co.jp/press/2019/tokyo/20190917_to01.pdf

(JR東日本 2019年9月17日付公式プレスリリース、品川駅線路切換工事に伴う列車の運休について)

f:id:shangrillagoonbay:20200404224356j:plain

2018年11月撮影。東京モノレール羽田空港国際線ビル駅。現在は「羽田空港国際線ターミナル」駅に改称されている。

http://www.tokyo-monorail.co.jp/news/pdf/press_20191216.pdf

(東京モノレール 2019年12月16日公式プレスリリース)

 

本来であれば機会を作ってその後の各所の変化を追いかけたいところではあったのですが、如何せんこの状況だと次に首都圏方面へ出向けるのかわからない情勢となっています。

上述した多くの改良工事は今年7月から開催が予定されていた東京オリンピックパラリンピックを視野に入れたものが多くを占めますが、こちらが1年延期になったことに伴い、オリンピック延期で結果的に間に合う形で姿が変わる施設も出てくるのではないかと期待もしています。

ただ一先ずは新型コロナウイルスの感染拡大が収まることを願いたいですね。(そうならないと首都圏はおろかどこにも行けないし…。)

その②へ続きます。(後日公開予定)