去年9月に初めて北海道へ行った話【その4】
前回の続きです。街中から郊外の自然へ。小樽パートは今回で終了です。
shangrillagoonbay.hatenablog.com
【行先】北海道(札幌市・小樽市)
【期間】2019年(令和元年)9月12日~9月15日(3泊4日)
おたる水族館までは小樽駅前の北海道中央バス小樽ターミナル3番乗り場から【おたる水族館行】に乗車、終点まで乗車します。所要時間は20~30分ほど。運賃は220円で交通系ICカードでの支払いが可能です。
おたる水族館はバス停から階段を登った高台に有ります。
水族館屋内にはウミガメや回遊水槽、クリオネなど様々な生き物が飼育・展示されていますが、この水族館の特徴は水族館本館から外へ出て高台を下った海岸線にある「海獣公園」です。
コンクリートの護岸で仕切られているとはいえ、ほぼ日本海と飼育プールが直結したような構造となっており海水は護岸の取り込み口からそのまま入ってくるような形になっいます。
そして水族館本館が高台のためこのように日本海を一望できるような形の為景色も最高です。
ここからは写真で紹介
1時間ほど滞在し水族館を後にしました。海獣公園が最高すぎました。写真の通りながら凄い生き物との距離が近いんですよね。アザラシとかトドとか好きな人はずっといられるんじゃないかって感じの場所です。
さて、当然ここから市街地へ帰らねばならないのですが路線バスまでは少し時間があるのでちょっと散策。ただバスで来た道帰るだけなのは面白くないなあと思っていたところ、近くに小樽港まで戻れる遊覧船乗り場が。ここ祝津港から一度「オタモイ海岸」沖へ行ったのちに再び祝津港へ戻り、それから小樽港へ戻るルート。すぐにチケットを買って乗船することにしました。所要時間70分、2400円でちょっとした船旅へ繰り出します。
出航場所は祝津漁港の中ですがチケット購入時に地図をもらえるのでそれに従っていけばたどり着きます。ただなかなか漁港に入ることもないのでこれも新鮮な感じがします。
【あおばと】は船の後部のデッキに座り風を感じることもできますが、安全の為、腰に巻く形での救命胴衣を必ず着用するようになります。
そうこうしているうちに【あおばと】は祝津港を出港。オタモイ海岸方面へ日本海を進んでいきます。
この写真のようにウミネコやカモメといった海鳥も飛んできます、船内では100円で餌を販売しており、餌やりもできますが…それは後程。
そしてオタモイ海岸へ船は差し掛かります。
このような断崖絶壁、迫力のある景色と美しい海の青が広がります。
さて、ここから船は折り返し祝津港・小樽港へ向かっていきます。
先程「カモメなど海鳥が多く飛んできて餌やりもできる」と書きましたが、同乗された方が餌やりを始めるとかなりの数の海鳥が寄ってきます。
こんな感じでかなり近くまで寄ってきます。その後カモメ達も追いかけるような形で船は進み祝津港へ到着。お客さんも何人か入れ替わります。
祝津港からは遠足でしょうか?地元の小学生らしき子供たちと引率の先生らしき大人が数人乗ってきました。
ここからが凄かった。
船は祝津港を出港、小樽港へ向かいます。
さて、船が港を出ると再び海鳥たちが船によって来るのですが…
先程までと比べても明らかに数が多い。そしてこのあと小学生の皆さんも餌をあげ始めるとかなり近くまで寄ってきます。怖いぐらいの近距離で。ただすごく楽しいです。
暫く船に寄ってきた海鳥たちの写真を紹介
海鳥と戯れているうちに【あおばと】は終着 小樽港3号埠頭へ近づいていきます
写真に写る大きな船は新日本海フェリー(小樽~新潟航路)【あざれあ】。夕方出航し約16時間で新潟までを結びます。
そんな賑やかな船旅もあっという間に終わりを告げ【あおばと】は小樽港3号埠頭へ着岸しました。ここから真っすぐ進むと小樽駅に出ます。
この後小樽駅から南小樽駅へ移動しメルヘン交差点、北一硝子とかも行ったのですがあまり心を惹かれず…。なんというか「北のウォール街」の雰囲気が良すぎてなんか張りぼて感を感じてしまって。良いところとは思うんですけどね。
写真で紹介。
南小樽駅周辺の雰囲気はなかなか好きな感じでした。こちらも写真で紹介
南小樽駅からは函館線に乗りもう1つの滞在地、道都・札幌へ向かいます。
小樽、天候にも恵まれすごく楽しい街でした。特に小樽運河。水辺が好きなのもありますが、朝でも昼でも夜でも綺麗でした。朝に到着するフェリーもあるので今度は海から上陸してみたいですね。あともうちょっと食事面に振ってみてもよかったかも知れない。
小樽パートを終わらせるためにかなり記事が長くなってしまいましたが今回はここまで。それにしても濃い午前中だった…。
次回に続きます。