2021乗船ログ(1月分①~力強い波に揺られる遊覧船~)
気づけば1月も下旬。世の中の情勢は決して芳しいものではありませんが比較的短い航路と近場の観光船に乗りに行っていたので今回はその記録です。
(比較的乗船時間が短い等で乗船記とするのが個人的に難しい短距離・観光船分野で複数乗った際に1~2ヶ月に1回ぐらいの頻度で書くことができれば、と思っています。)
①青海島観光汽船【えんじぇる】(2021年1月16日)
shangrillagoonbay.hatenablog.com
一昨年9月、昨年の6月と気づけば毎年のように乗りに行っている青海島の遊覧船。今までの2回はどちらも波が穏やかで、透き通るような海水をみることができました。
ふと「冬場の日本海が荒れるとは時折聞くけど遊覧船はどんな感じなのだろう?」と思い、車を走らせて仙崎港へ向かいました。併設されている道の駅で揚げたての鶏肉のから揚げを買って少しばかり摘まんだ後に遊覧船の切符売り場へ。最終便(14:30発)の切符を購入し、暫し待合室で過ごします。
そして出港5分前に改札開始。最初に目に入ったのは過去2回乗船した【ピンクシータス
】。
最前部の扉が開いていて、今回もこの船かあと思ったところで別の船が目の前に着きます。今回乗船した【えんじぇる】です。
早速乗船。何人かのグループと同乗。船体最後方の席に座り出航しました。
船自体はやや古めで、後方のの屋外に出れるスペースは無し。その代わり窓を開けることができました。開け方は窓の下に設置されたハンドルを回していく形のもので、かつて親戚宅にあった古い軽トラックを個人的には想起させました。
出航した後、まずは近くの防波堤で羽を休めていた多くの海鳥たちに見送られて港の外へ。青海大橋を潜って暫く経つまでは青海島の影となるのもあってか水面は穏やかでしたが…。
外海に近づくにつれて波飛沫を浴びるようになっていきます。船のスピードが比較的早かったのもありますが、超える波自体も少しづつ高くなっていくため中々スリリングな体験でした。
途中で引き返すルートではありますが最も揺れたのはその引き返しのタイミング。船のスピードが落ちるためか波の影響をより受けやすく、特に船体が波に対して平行に近づく際はちょっと恐怖を感じる程。ほんの片鱗にも過ぎないのかもしれませんが個人的には冬の日本海の力強い波を感じられた気もします。
引き返して再び青海大橋を潜った後に青海島の内湾へ。こちらは打って変わって水面は静か。
約50分間の船旅を終えて仙崎港へ戻りました。これが今年(2021年)最初の乗船となりました。
始めての冬場の日本海。短時間で小型の遊覧船だったとはいえ、ほんの少しだけその力強さに触れられた気がしました。