2021乗船ログ(6月分)~小さな小さな渡し船~
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④若戸渡船(北九州市渡船事務所)【くき丸】(2021年6月20日)
北九州市戸畑区と若松区を隔てる洞海湾。湾口部には2本の自動車専用道路があり自動車交通はそちらで双方を行き来しますが人や自転車の往来にはもっぱら渡船が用いられます。今回は戸畑側から往復してみることとしました。
JR戸畑駅から自由通路で鹿児島本線を潜り線路の西側へ出ると真っすぐな通りがある為進んで行きます。ここからでも赤い塗装を施された若戸大橋は良く目立ちます。
10分弱で戸畑側の乗り場へ到着。切符は券売機で片道分のみの発売。運賃は100円と非常に手ごろです。
対岸から船が着き、下船が完了すると桟橋で改札が始まり乗船となります。
定刻通りに出港。洞海湾へ出入りするほかの船がいなければ直線的に進んで行き5分足らずで若松渡場へ到着します。
僅かな乗船時間ながらも船内にはテレビとエアコンが据え付けられていました。
若松渡場で下船し少しばかり散策。かつて石炭の積出港として栄えた栄華を今に伝える大正期の建築物が残る海岸沿い。時折タグボートや貨客船が洞海湾を行きかいます。
そして折り返しの便で戸畑側へ戻ろうというタイミングで、洞海湾から響灘側へ出る大型貨物船が通過。渡船【くき丸】は貨物線を避けるように大回りしたため航行中の写真を少しばかり撮影することができました。