カンサイスルーパス2dayチケットで巡る神戸②

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 前回の続き。中心部から内陸へ、そして巨大な橋を眺めながら下っていきます。

阪急神戸三宮駅東口から神戸阪急ビルの写真を撮るために外へ出た後、地下鉄西神・山手線三宮駅に向かいます。

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インフルエンザワクチンの早期接種を呼びかける神戸市の柱巻き広告

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9:14発の西神中央行きに乗り込み、学園都市駅で下車します。

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園都市7駅からはバスに乗り継ぎ。神戸市バス・山陽バス共同運行の54系統多聞団地経由舞子駅行きに乗り込み海へ向かって下ります。

真っ直ぐ乗りとおすだけでは面白くないため途中で寄り道できそうなところを少し探すと見晴らしの良さそうな公園を見つけた為途中のバス停で降りることにしました。

www.city.kobe.lg.jp

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そして途中でバスを降りますがここでちょっとしたミス。本来の最寄りバス停は「舞子坂1丁目」なのですが2つ手前の「舞子坂4丁目」で下車します。ただ幸いにもバスが走る道は片側2車線の幹線道路で歩いて向かう方向は下り坂。運動も兼ねてそのまま歩くことにしました。

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緑の合間に貼り付くように広がる住宅地と遠くからでも目立つ明石海峡大橋

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この日は10月31日。いちょうの木も徐々に色づき始めていた

舞子坂4丁目バス停から歩いて10分ほど。案内標識に従ってバス通りから住宅街に少し入っていくと公園が。寄り道の「大歳山古墳公園」に到着します。

goshikiduka.org

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公園の名の通り古墳時代に造営されたとみられる前方後円墳や、それより前の縄文時代の土器(古墳より前に縄文土器が発見されたようです)、そして弥生時代の住居・集落跡と様々な時代に跨る遺跡が纏まって発見され、その後神戸市が付近を遺跡公園として整備したのだとか。
前方後円墳と当地で発掘された竪穴式住居*1を復元したものが保存されています。

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復元竪穴式住居

そして高台だけあって景色も非常に良く、明石海峡と海沿いの市街地、そして海峡を挟んだ先の淡路島を一望することが出来ます。

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景色に見とれ後ろ髪を引かれつつも大歳山古墳公園を後にし再びバスへ乗るため通りへ。「舞子小学校前」から舞子駅を目指します。

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距離が近づくに連れてその存在感も大きくなる

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そしてバスは終点JR舞子駅に到着。下車後はペデストリアンデッキで道路を渡り大橋のたもとへ向かいます。

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ロータリーのすぐ横をJR神戸線の線路が走る

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明石海峡大橋。今回の旅行で訪れたかった地点の1つです。1998年に併用が開始され全長は3,911m。橋を吊るケーブルを支える主塔は海面上298.3mの高さと国内のみならず世界でも最長の吊り橋です。橋で海峡を跨ぎ本四間の大動脈となっている神戸淡路鳴門自動車道が通り、海峡自体も大阪湾を瀬戸内海経由で出入りする重要航路でありその流れの速さから難所としても知られます。また神戸・大阪から高松・東予・北九州(新門司)・別府・大分を結ぶフェリーもここを通るため航路中のハイライトともなる場所です。
流れの早く多くの船舶が行き来する海峡として私が真っ先に思いつき、かつ馴染みがあるのは関門海峡なのですが、また違った風情を感じました。

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広報施設「橋の科学館」春から秋にかけて主塔に登ることのできる見学ツアーが行われているが今年(2020年)は新型コロナウイルス感染拡大のため催行中止となった。

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「移乗閣」。国内最古のコンクリートブロック建造物なんだとか

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高速舞子バス停。四国方面からの高速バスが停車する。至近距離にJR・山陽電車の駅があるため利便性が高いのだとか

明石海峡大橋とその袂の舞子公園をしばし散策した後、再び歩道橋で道路を跨ぎ山陽電車
舞子公園駅へ向かい、再び三宮方面へ戻ることとしました。

その③へ続きます。













 

 

*1:発掘された際は炭化した木材が残っていたのだとか