夏の終わりの長崎へ往く(市内・復路編)
間が空きましたが前回の続きです。(実際に行ってからは1か月以上経っていますが…)
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路面電車の運賃は全区間均一で130円(suica等全国交通系ICカード利用可)となっていますが、今回は複数回乗る予定があったため1日乗車券を購入。通常の紙の切符でも販売されていますが、今回は長崎電気軌道の公式アプリを事前にダウンロードしモバイル1日券(500円)を購入しました。
新地中華街電停で乗り換え、大浦天主堂電停まで移動します。
前回(6月)来訪時には昼食をきちんと食べていなかったのもあり、今回は長崎名物の1つであるトルコライスを食べようと思い電停近くの喫茶店「レッケル」で昼食を摂ることにしました。
注文したのはトルコライス(890円)とミニグラタン・コーヒーのセット(+220円)。これに追加でライチが2つ付いていました。
トルコライスは見た目以上にボリュームがありましたがとんかつ・カレー味のピラフ・スパゲッティにサラダが一皿に盛り付けられ一度に様々な料理を食べることができ、食後のライチはさっぱりとした味で口直しに最適と満足度の高い食事でした。
食後は【はまゆう】撮影のために鍋冠山へ向かいました。(詳細は下記記事を参照)
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途中開けたところで写真を撮ると長崎市の平地の少なさと山に貼り付く住宅地、そしてその過密さが良くわかります。
鍋冠山からグラバースカイロードを経由して下りた後、細い横道に入り大浦天主堂方面へ向かいます。
食後の山登りからおおよそ1時間ほど快晴の下で坂や階段を登り降りした疲労もあり、ここで一度休憩。グラバー園第1ゲート近くの喫茶店「南山手8番館」でカステラアイスと紅茶でしばしの休息としました。
30分ほどのんびりした後に大浦天主堂正面の坂を下ります。6月に来た時と比べると、若干ながら観光客らしき人もいましたがそれでもやはり人通りは少ないように感じました。
再び路面電車に乗り込みメディカルセンター電停で下車。長崎水辺の森公園へ向かい再び【はまゆう】を撮影します。30分時間を稼いだこともあってか少し外は過ごしやすくなり、海風も心地よい時間帯に。そしてここまでどうしても坂道や狭い道を歩くことが多かったこともあり、海岸に面した広い公園はいい気分転換になりました。
水辺の森公園を後にしてメディカルセンター電停からめがね橋電停へ路面電車で移動。
長崎を発つ【かもめ】まで少し時間があったので駆け足ながら眼鏡橋を見てみることにしました。眼鏡橋以外にも中島川にはいくつか石橋が掛かっており、石橋を巡りながら川を遡っていくなんてことも時間があれば是非やってみたいところではあります。
早々と眼鏡橋を後にし、少し歩いて市民会館前電停から長崎駅へ路面電車で戻ります。市民会館前電停の交差点では長崎市役所の新庁舎の建設工事が行われており、その囲い壁には「新しい生活様式」の啓発広告や新市庁舎の完成イメージなどが掲載されていました。
そして長崎駅へ到着。今回も旧地上駅ホームの連絡通路を経由して新駅舎へ向かいます。6月訪問時には線路や閉鎖された旧ホームの多くが残っていましたが、2ヶ月経った今回の訪問ではほとんどが撤去され更地となっていました。
前回と同じくアミュプラザで角煮まんじゅうを購入。切符は博多でまとめて受け取っていたためそのまま改札に入ります。そして復路の【かもめ34号】が到着。往路が白いかもめの885系だったのに対して復路は787系の黒いかもめ。今回も4号車の1人席に空席があったためそこを予約しました。
そして17:18、定刻通り【かもめ34号】は長崎を発ち博多へ向かいます。
そして肥前鹿島駅付近で車窓左手に沈みゆく夕日を眺めながら博多へ向かいます。ただこの日は鹿児島本線内での人身事故の影響で定刻より4分ほど遅れて到着。接続する新幹線に乗れるか一時不安になりましたが新幹線側の接続待ちもあり事なきを得ました。
そして新幹線駅に到着し6月訪問時より滞在時間を1時間伸ばし現地を5時間で回った今回の長崎日帰りは無事終了しました。
6月訪問時から約2か月ぶりの長崎訪問でしたが、2回目というのもあり前回よりは要領よく街を回ることができたかなとは思っています。長崎駅など工事が行われている箇所や最大の目的としているフェリー建造の進捗もしっかりこの目で見ることができたのは大きな収穫でした。ただ如何せん日帰りの滞在では現地で食べる食事の回数は限られますし行ける場所を厳選して短時間で効率よく回らざるを得ないのもあり、やはりどこかで宿泊をしたいなあという思いはやはりあります。見るものも食べるものも名物がたくさんある街の悩ましいところです。
(あと文章は極力早めにまとめておかないといけないなあとは思いました。流石に滞在後1か月経つと写真があるとはいえ振り返りが難しい面がどうしても出てきてしまいますね…。)
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